無料ブログはココログ

2017年1月 3日 (火)

2016年よく聞いたもの

あえてベストとは言いません。

Cid_1595ef89ca8b8eac92a2

■スガシカオ/THE LAST

一番よく聞いたのはこのアルバムです。今回もまた歌詞に救われました。

音的にも実験的な要素多くあって、いつでも前進してます。

【残りは順番関係なし】

Cid_1595ef87cc34d6ab27b1

(上段左から)

■IMPOSSIBLE GENTLEMEN / Let's Get Deluxe

Steve Rodbyのプロデユースもあり、PMGを彷彿とさせる音色。本家に期待できない今、こちらも是非。内容も素晴らしいです。

ちなみにメンバーのGwilym Simcockはメセニーのバンドに抜擢されてましたね。このアルバムで聞こえるフリューゲル、アコーディオン、ビブラフォン、マリンバは彼が演奏しているようで。マルチマンですね。

■WILCO / SCHMILCO

毎年出してますが、毎回ツボです。

■Gaby Echevarria / PINTARTE

今年はアルゼンチン・ブラジルものをかなりの数聞きました。

色々2016年の1枚にいれるべきか悩んで、数ある中からこれをチョイス。優しくて、穏やかで。アルゼンチンものの聞き初めに薦めてもいいんじゃないかと思う。

(中段)

■BONNIE RAITT / DIG IN DEEP

結構な御歳なのに、ロックしてる、ブルーズしてる。最高ですよ。

■KIRINJI / ネオ

2016年は兄弟そろってアルバムだしてくれて良かった。メンバーが貢献してバンドらしくなってまいりました。今後も楽しみ。

■JON ANDERSON・ROINE STOLT / INVENTION OF KNOWLEDGE

本家YESが期待できなくなった今(メンバーが亡くなったり、単なる過去のコピーバンドになった雰囲気のある)。前進して音楽を続けるのが素晴らしいです。

ロイネのスーパー泣きのギターも聞けます。(ロイネは今年カイパダカーポの新作も素晴らしかった)

(下段)

■KING CRIMSON / RADICAL ACTION

単なるライブ盤でなく。ライブで採った音をスタジオで再構築した音をしてます。「ライヴ・イン・トロント2015」よりも好き。

■MAXWELL / blackSUMMERS’night

来日ライブも素晴らしかった。これ以外にもネオソウル(と言っていいのか)系は、重要なアルバムがいっぱいでました。いくつかで核になってるのは、このアルバムでも演奏しているデリック、キーヨン、コーレンバーグetc。やはりグラスパー中心で回ってるんですね。グラスパー風サウンドが、いつまで飽きられないのか興味あります。良くも悪くも金太郎あめというか、みんな同じ音を出してる気がして・・・。

もちろんMAXWELLはワン&オンリーで、上質にまとめてきました。

■Jim Hall And Red Mitchell / Live At Sweet Basil 1978

未発表音源集は、「Live Vol.2-4」のイメージがあったので、今回も複数枚でくるぞ・・・と期待していたら、残念ながら1枚のみ。でも内容はファビュラスです。ジムホを聞くとすべての現代ギタリストの父なんだなーと改めて思います。

2016年12月12日 (月)

フリーでDLできる音源

毎年、フリーで落とせる音源が増加傾向にあるけど。
今年は完成度が高いものが多かった気がする。テデスキ・トラックスのライブもほとんど落とせたし・・・。

それらの中でも各地で話題になった音源。
同じような人脈の人たちのようですが、フリーなのにこのカッコよさ・・・。

■Jamila Woods / Heaven
https://soundcloud.com/jamilawoods/sets/heavn

■Noname / Telefone
https://soundcloud.com/noname/sets/telefone

 

2016年1月11日 (月)

2015年の愛聴アルバム

少し遅れましたが、2015年の個人的ベスト10枚を。順番は特になしです。

■KENDRICK SCOTT ORACLE / We Are The Drum
■MIKE MORENO / Lotus

 2作ともマイク・モレノ入り。この人、音色・フレーズとも今のジャズギター界で一番上手い人の一人なのでは。弾きすぎず、盛り上げるところはもりあげる。
ケンドリック・スコット、エリック・ハーランドともに、彼らのドラムソロにはあまり興味ないけど、ソリストの後ろでのドラミングと作曲センスがとても素晴らしいです。

■SONNY ROLLINS / Complete Live at the Village Gate 1962

BOXものです。全盛期のロリンズってやはり凄いですね。イイですね。歌があふれてますね。サイドのビリーヒギンズ等々も含めて。

■LUCIANA SOUZA / Speaking In Tongues

これもケンドリックがらみ、ルエケとマレのソロもいかしてますが、ちょっとイカれた曲調も印象に残りました。

■JEFF TAIN WATTS / Blue Vol.1

ジェフワッツのアルバムはどれもいいのです。ドラマーリーダーアルバムは、リズムが凝ってるためか飽きにくいもの多い。
トロイ・ロバーツって新人の演奏も初めて聞きました。ブランフォード?と思ったら20歳そこそこの若手・・・。楽しみですね。

■RYAN ADAMS / TEN SONGS FROM LIVE AT CARNEGIE HALL

去年フジで来日してたが、見事に見逃しました。
バンドセットもいいですが、弾き語りも渋くしびれる。泣けます。

■Steely Dan / Green Flower Street: Radio Broadcast

ピーター・アースキン、ボブ・シェパード、クリス・ポッターが参加していた時のツアー音源。元はラジオかな。一部音質に乱れありますが、曲は勿論折紙つき。バンド再始動後の音源で、「Alive in America」と同時期と思われます。フェイガンのリーダー曲もあり。

■MARIA EZQUIAGA & DARIO JALFIN / ENTRE LOS DOS

凄くポップでした。ダリオ・ハルフィンって人は、才人で、関連する他の作品もレベル高いので、これからも注目。

■井上陽水 / UNITED COVER 2

陽水先生。昔の日本の素晴らしい曲達を教えてくれました。

■SUFJAN STEVENS / CARRIE & LOWELL

ケンドリックもカバーしてたりと去年にジャズ屋さん(とくに海外の)の間で人気だったのは、Hiatus KaiyoteとこのSUFJAN STEVENSでしょうか。間違いなく、だれが聞いても良いです。

他にも死ぬほどいいアルバムがありましたが、泣く泣くのせてません。今年も何がでるか楽しみです。

2015年11月 3日 (火)

Luciana Souza / Speaking in Tongues

ルシアーナ・スーザの新作が、結構良い。最初へんなアルバムだなーと思っていたが、聞くにつれ、だんだん良くなるスルメっぷり。洗練されているけど、どこか土くさく、力強さがある。

ルシアーナ・スーザといえば、ホメロ・ルバンボとのDUOやラリークーンスとのチェットベイカー集等、割と保守的な聴き心地の良い音楽を演奏する人だと思っていたけど、このアルバムはだいぶ(良い意味で)ひねている。
元々パスコアール~マリア・シュナイダーのバンドでも演奏していたのを思い出し、本来の自分の音楽をやり始めたのかな。

バックは説明の必要ないぐらいの有名人だが、ルエケとグレゴア・マレの演奏が耳に残る。いままでグレゴア・マレがバックで演奏してきたどの歌物アルバムよりも全面にでてる。あまり歌詞らしい歌詞もないので、歌物とは思ってないのかな。

あまり関係ないけど、プロデューサーのラリークライン(ジョニ・ミッチェルの元旦那)が彼女の夫という事を知った。

おすすめ度;★★★★★

Personnel:Luciana Souza (vo), Lionel Loueke (g, vo), Gregoire Maret (haca), Massimo Biolcati (b), Kendrick Scott (ds, per)

2015年4月 6日 (月)

Pat Kelley / Overtones 4 Two Guitars

Patkelleycover_4color_forweb_2

パット・ケリーという、あまり知らないギタリストなのですが。私の多くいるアイドルの中の3人、アンソニー・ウィルソン、ピーター・バーンスタイン、ラリー・クーンスが参加しているので購入。

パット・ケリーと、ゲストのギタリストとの完全なDUOアルバムになっている(最後の1曲を自身の多重録音)。上記3人はもちろんだが、他のギタリストたちも手練れで保守的なギター好きにはとても楽しめました。(おすすめ度:★★★★)

↓映像のジョン・ピサノも参加。結構な御歳だと思うけど、指も滑らか。

«Bobby Broom / My Shining Hour

最近のトラックバック

ウェブページ

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30