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2011年6月29日 (水)

Kerry Marsh & Julia Dollison/Vocal Versions The Music Of Maria Schneider

969

去年かなり聴いたアルバム。

ある時期を境にマリア・シュナイダーは、かなりメジャーな地位を築いてきたように思える。グラミーを受賞した『コンサートインザガーデン』あたりからか。それまでは学バンの現役・OBのみが知っているマニアックなコンポーザー&バンドというイメージだった。ワーグリーとかやっているビックバンドのアルバムを、ロリンズとか聴いている普通のジャズファンは買わないからね。

メンバーに実力者を揃えていることも有名で、OBも含めるとリック・マルキッツア、リッチ・ペリー、イングリット・イエンセン、ドニー・マクカスリン、ベン・モンダー、クラレンス・ペン、ジェフ・バラッド、ゲイリー・ベルサーチ等々書き出したらキリがない。

日本に来ないので、今やだれもが生で一度は見てみたいビックバンドの1つであろう。勿論、学バン出身である私もその例外にもれず死ぬまでには一度拝んでみたいものだ。

このアルバムではそのマリア・シュナイダーの楽曲を管楽器無しに、ジュリア・ドリソンとケリー・マーシュという男女二人の歌手が歌うと言う内容だ。この主役二人は聴いた事はないが、このコンセプトだけでテンションがあがる。

ちょっと検索してみた所、ケリー・マーシュはベン・モンダーとかと一緒にやってるみたいだね。このアルバムでも、ベン・モンダーに代表されるマリア・シュナイダー・オケのリズムセクションをそのまんまバックに演奏している。

演奏ももちろん素晴らしいのだが、圧倒的にこのアルバムを魅力的にしているのは曲の力だ。5曲にしぼり、この選曲にしたセンスの良さの勝利だろう。選曲ではケニー・ホイラーの曲もあがっていたようなので(このアルバムのコンセプトからは外れているから外れたのか)、次があれば是非収録して欲しい。

原曲ではイングリット・イエンセンのソロが印象的だった1曲目のプリティロード、もはやこの曲を好きにならない人の人間性が疑われるレベルの2曲目のジャーニーホーム、コンサート・イン・ザ・ガーデン収録のこのアルバムで唯一暗い曲調の3曲目、壮大な名曲の4曲目スカイブルーと、守屋純子が自曲で拝借したことで有名な5曲目ハンググライディング。5曲だけだが、1曲約10分で50分。収録時間的にも調度よい。

この選曲ならば問答無用でお勧め度:★★★★★

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Personal:Julia Dollison(vo), Kelly Marsh(vo), Ben Monder(g), Frank Kimbrough(p), jay Anderson(b), Clarence Penn(Drums,perc)

 Kerry Marsh / Julia Dollison/Vocal Versions The Music Of Maria Schneider Kerry Marsh / Julia Dollison/Vocal Versions The Music Of Maria Schneider
販売元:HMVジャパン
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