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2013年 買ったアルバム

2014年2月 2日 (日)

Per-Oscar Nilsson / Now!

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トニー・マラビーのバンドで演奏していたギタリストのアルバム。
サイドにマーカス・ストリックランド、カール・ウィンサーと興味深い面々と演奏していたので、手にとってみた。去年買ったのだが、2011年作品のようだ。

リーダーのオスカー・ニルソンはどうもアメリカでなくスウェーデンに在住しているようなので、このバンドで定期的に演奏しているわけではなさそう。

トニー・マラビーのアルバムでは、リーダーの嗜好によるフリー色の強い音楽をやっていたが、このアルバムは、キャッチーなコンテンポラリーでどれも聞きやすい。

若干テーマがダサいと思う曲もあるが、ソロで健闘しているのであまり気にならない。
オスカー・ニルソンは、音色・曲調含め、カートを結構意識しているっぽい。

好印象なのは、グループとしての統一感を気にかけてこのアルバムを作ったように聞こえるからかな。サイドの個人個人にきちんとスポットがあたっていて、アルバムの曲の並びも流れがよい。

収録時間が70分ぐらいとかなり長いが、まったくだれずに聞けます。


おすすめ度:★★★★☆

Personnel:Marcus Strickland(Sax) , Fredrik Kronkvist(Sax), Per-Oscar Nilsson(Gt), Carl Winther(Piano), Johnny Åman(Bass), Daniel Fredriksson(Drums)

2013年11月24日 (日)

Ann Sally / fo:rest

2010年発売のアルバムで、だいぶ時間がたってしまったが、最近購入。

このアルバム以前のアン・サリーもよく聞いていて、この人から「三時の子守唄」やら「蘇州夜曲」やらの日本語の昔の曲のよさを教わった気がする。
ちなみに女医かつ、歌手として名が通ったけどまだお医者さんなのだろうか。そういえば去年、「おおかみこどもの雨と雪」の主題歌を歌ったことも割と話題だったね。

このアルバムの発売元はSONGX。ここに所属の人をみてみると峰 厚介さんとかショーロクラブとか結構雑多。マイナーレーベルなのか、ここ発売のアルバムはなかなか流通が悪い。
それまでアン・サリー参加でこのレーベル発売のアルバムは、「NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA」を聞いていた。参加メンバーがほぼPITIN系なので、若干意外であったが、このアルバムの中では結構な存在感がある。
申し訳ないが、私は他の曲はあまり聞かなく、アンサリー参加の曲だけ結構重点的に聞いてました(笑)

「fo:rest」を聞いてみた所、発売されてからその間ライブにも何度か足をはこんでいたので、収録曲には聞き覚えのあるものも数曲あった。
ライブでも聞いていた通り、オリジナルの「あたらしい朝」はいい曲。

英語の曲のカヴァーもいいのだけど、この人には、オリジナルか昭和の日本語曲もバンバン歌って欲しいなー。収録されてる「ガラスの林檎」とか大好きです。

おすすめ度:★★★★★
アン・サリー(Vo), 小池 龍平(Gt), 津村 和彦(Gt), 影山 敏彦(Gt), 小林 創(Piano), 飯田 玄彦(Trp)etc

アマゾンじゃ買えないので、ご購入はこちらからどうぞ。

http://www.songxjazz.com/release/fo_rest.html

2013年9月24日 (火)

Andre Mehmari,Chico Pinheiro,Sergio Santos / Triz

レビューが、発売からだいぶ遅くなってしまった。輸入盤を待ったけど、取り寄せられる見込みがなかったので我慢しきれず購入。

ブラジル音楽で注目されている3人の共演盤。ちょっと若手3人というには無理があるかな。
アンドレ・メマーリ、シコ・ピニェイロはアンソニー・ウィルソン経由で知っていた。前者は、「Campo Belo」のメンバーで、後者は「Seasons」、「Nova」といった共演盤がある。

アンドレ・メマーリは昔のキース的とか言われてたりするが、ミナス系の音楽の王道をいくような音楽を奏でる人だ。音楽を聴いていて、ものすごく透明な水を連想させられる。

シコ・ピニェイロは、最近ミンツァーのビックバンドに入っていて注目されていた。この3人のなかでは、最若手なのかな。丹精なフレーズをよどみなく弾く人で、アンソニー・ウィルソンとの相性のよさも納得。

セルジオ・サントスだけ、若干異色のキャリアでバスケ選手から音楽に転職した人らしい。名前は知っていたが、このアルバムが初聴き。(この後にリーダー作の「リトラル・イ・インテリオール」を聞いたが今まで聞かなかったことを後悔したぐらい良い作品だった。)

個々人でかなりブイブイいわせていただけあって、発売当時はかなり注目作であった。期待に違わずすごく透明感のあるミナスミナスしたアルバム。

どこかで言われていたように、コンテンポラリージャズのテーマとかであってもおかしくないような曲もある。NYジャズとの関係性云々というだけでなくて、曲として他の人にとりあげられてもよいぐらいしっかりしている。

ブラジルの音楽もだいぶ群雄割拠しているけど、流通が良くなく、あったとしても値段も高いのが痛い。

おすすめ度:★★★★☆

Personnel:Andre Mehmari(Piano),Chico Pinheiro(Gt,Vo),Sergio Santos(Cl,Vo)...etc

2013年8月25日 (日)

Christian McBride / Out Here

マクブライドの新作。リーダー作だと今年は2作目になるが、今作はトリオで録音。

先日、メンバーの一人のユリシーズ・オーウェンスの演奏を見た。バップをしっかりおさえて、その上に現代的なドラムを叩いていたのでやはり好印象でした。グレッグとかに比較的近いのかな。勢いがあって、とても新鮮だった。

前回のマクブライドの来日のリズム隊はこのトリオで。若いってのもあったが、ピアニストも、ドラマーも正式メンバーのピーター・マーティン、カール・アレンより全然いいじゃんってのが第一印象。マクブライドがメンバーに抜擢したのも頷ける。

演奏している曲は、オリジナルは少ないが、アレンジが施してあって飽きることはない。聴きどころは、まあ全部といっても良いでしょ。

やはりクリスチャン・サンズのピアノがかなり好みだ。なんとなくマーカス・ロバーツを連想させる切れと品のよさがあるねえ。

ちなみに以下リンクからブード(というかラジオの録音)が聞けます。アルバムで演奏してない曲も数曲あり。

http://jazzbootexperiment.blogspot.jp/2012/12/christian-mcbride-trio-riga-latvia-2012.html

おすすめ度:★★★★★

Personnel:Christian McBride(b), Christian Sands(piano), Ulysses Owens Jr(ds)

2013年7月 1日 (月)

Ellery Eskelin / Trio New York , Trio New York Ⅱ

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ゲイリー・ベルサーチ参加作品を好んで聞いている。彼を最初に見たのは5年前ほどのコットンクラブでのジョン・アバークロンビーの公演だった。
ジョン・エリスやマット・ウィルソン、ブラッド・シェピックのアルバムで聞いたことはあっても、生で聞いたのはこれが初めて。

ジョン・アバークロンビーに負けず劣らず創造的で、挑戦的で、かつ美味しい所をわきまえてるオルガンに惹かれた。
それまでのコンテンポラリーオルガン奏者はサム・ヤヘルといい、ラリー・ゴールディングスといい理知的なんだけど地味で存在感に欠けるところがあったし、今までのジミー・スミスとかはどうも刺激が足りない。
なんとなく民族的な響きもある音使いといい、彼はこれまでのオルガン奏者の流れにないキャラなように聞こえた。

その後、ジョン・アバークロンビーの公演でも再びやってきたし、なによりマリア・シュナイダーの公演で知名度をあげたような気がする(アコーディオン奏者としてだが)。

もういまや知名度のある世界的な?オルガン奏者といっても過言でないが、そうとう内容はよいのに日本で出廻ってないアルバムもあり、今回紹介する2作のもその類のものだ。

リーダーのエリー・エスケリンはどちらかというとジム・ブラックとか、マーク・リボットとかの自由な世界の人のよう。
ドラムにはジェラルド・クレーバーで、ゲイリー・ベルサーチと同じく、フリーよりの人からもスタンダードな人からも重宝がられる演奏者だ。

どちらも演奏しているのはスタンダードばかりで、はじめはテーマもわからない曲がいくつかあるが、三人とも意味不明なところがなく、歌っているため聞きにくいところは全くない。非常に熱気があって好感の持てる作品。
そして異種の人とも絡めて、成果を残せるとはなんとも懐の深いオルガン奏者や。

いまの所、直接本人から買うしかないが2作ともおすすめ。

おすすめ度:★★★★☆
Personnel:Ellery Eskelin(Sax), Gary Versace(Org), Gerald Cleaver(Drums)

2013年6月 3日 (月)

Nicholas Payton / #BAM Live at Bohemian Caverns

去年の今頃だったろうか。ブラックアメリカンミュージックって概念が、一部の、ほんとうに一部の人たちの間で話題になった。
簡潔に言ってしまえば、ジャズって括りは狭いし、閉鎖的なので、アメリカ初の黒人音楽をBAMというという括りにして、広い概念のジャンルとして呼んでいこうというものだったと記憶している。

そのBAMの言いだしっぺがニコラス・ペイトン。この概念にわりと多くのミュージシャンが同調していたと思う。

最近の彼の活動は積極的で、2012年に「Bitches」とフェスの音源だがライブ盤「Live At Jazzfest 2012」をだしてる。今回も出すものもライブ盤。

両方ともメンバーは、ペイトン、ヴィンセント・アーチャーまで一緒で、ドラムが違うのみ。
前者は、ジェフ・ワッツ(パーソネルが書いていないが、MCから判断)、で後者がレニー・ホワイト。

音楽の内容は、「Into the Blue」の曲が中心となっている。簡単にいってしまえば、電化マイルスの現代版とでもいうか。今回レニー・ホワイトを起用したのもそこらへんを意識したことが大きな理由だと思ってるのだけど。どうだろう。

2012年のライブ盤が音のバランスが悪くも、内容は悪くないのだがグダっとした時があり、イマイチだったのであまり期待はしていなかったのだが、今回も購入。

結構バランスよく音がとれているし、なかなかレニー・ホワイトも健闘している。正直、レギュラーメンバーであるマーカス・ギルモアのほうが良かったと思わないでもないが、ならではのドラムがきける。

あと、前回のライブ盤でも思ったのだが、ペイトンのピアノ(というかローズか)が上手い。こちらの方でも食べていけるんじゃないかと思えるほど。もしかしたらいまやラッパより良いかも・・・。

1曲、ほぼ10分で、たっぷり約80分。

個人的に「Into the Blue」に入っている曲はかなり好きなので、もうスタンダードにしてもよいと思うんだな。キャッチーだし。

おすすめ度:★★★★
Personnel:Nicholas Payton(Trp、Rhodes), Vicente Archer(Bass), Lenny White(Dr)

2013年3月20日 (水)

Aaron Neville / My True Story

アーロン・ネイヴィルの2013年新作。前作の「I Know I've Been Changed」は結構良作だった。

今回はブルーノートから、でプロデューサーも前作のジョー・ヘンリーから代わりドン・ウォズとキース・リチャーズに。
キース・リチャーズが参加しているのが、意外でならないのだが、ネヴィル・ブラザースのアルバムにゲストで参加してたりするらしいので、わりとそこらへんは関係があるらしい。

中身は全てドゥ・ワップの名曲。アーロン・ネイヴィルが昔から親しんでいる曲を集めているようだ。
ドナルド・フェイガンもカヴァーしていたRuby Babyとかも演奏。

キース・リチャーズはバックに徹していて好感が持てる。

収録時間も40分ぐらいと短くちょうどよい。変に70分とかの長ったらしいアルバムと比べて、このぐらいが一番聞きやすいなあ。

おすすめ度:★★★★

Personnel:Aaron Neville(Vo) ,Keith Richards(Gt) ,Tony Scherr(Bass) ,George G.Receli(Drums) ,Benmont Tench(Key)

2013年2月20日 (水)

Jim Hall / Live Vol.2-4

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ジム・ホールの未発表音源集。しかもあの名盤『Live』の続編。

ここにきてこのころの音源をだすなんて。。。歳が歳だけにちょっと心配であるが。アルバムの内容は素晴らしい。やはり最高だね、この時代のジム・ホールも。

今でもよく演奏しているおなじみの曲に混ざって、「Valse Hot」とか珍しい曲も演奏している。

いかんせん値段がちょっと高いが、まあそこは我慢してもよいだろう。レーベルから直で買えば若干安いかな。

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